カンジョー通帳

カンジョー通帳

物語|動きたかったのに、動けなかった日

イライラしていた。理由ははっきりしている。動きたかったのに、動けなかったからだ。何かを始めたかった。何かを変えたかった。でも、体は動かなかった。失敗するのが怖かった。恥をかくのが怖かった。今さら始めても、もう遅い気がしていた。正直に言えば、...
カオス回

人類のセンパイと、カンジョー箱とうまい棒

――感情が残っていた、それだけではじめにこれは、世界を救う英雄の話じゃない。大きな革命も、派手な成功も出てこない。ただ、感情を失わなかった一人の人間と、そばにあった二つの存在の話だ。あらすじ|感情が消えた未来で未来の地球では、人類はもう感情...
OS

今は本番じゃないと思い続けていた

はじめにはじめは、つなぎの仕事だった。正社員をやめて、次を探すまでのあいだ。転職活動をしながら、その場をしのぐために選んだのは、働き世代よりも、どちらかといえばシニアが担っていることの多い仕事だった。身体も心も、正直かなり楽だった。これでし...
OS

自分軸と相手軸はホントに相反するのか?

自分軸と相手軸は本当に相反するのか。迷いやすい人が止まるポイントと、選択の責任を引き受けるという考え方を記録した一篇
カオス回

🎧 カンジョー通帳|聞き流し用――未来の自分が、もう話しかけている世界

🎧 カンジョー通帳|聞き流し用――未来の自分が、もう話しかけている世界聞こえてるか。ああ、大丈夫。ちゃんと、届いてる。今の俺は、お前が「まだ早いかも」とか「ちゃんと準備してから」とかそういう言葉を使ってた頃の続きだ。でもな。安心しろ。その“...
カオス回

🎧 カンジョー通帳|聞き流し用 ―― いきなり“向こう側の生活”が始まっている世界

🎧 カンジョー通帳|聞き流し用―― いきなり“向こう側の生活”が始まっている世界気づいたら、もう始まっている。準備?そんなもの、してない。でも——完璧に動いている。朝なのか夜なのか、そんな区別はもうない。身体が軽い。思考が速い。呼吸が深い。...
カンジョー通帳

作者ノート│第1話:始まりのスケッチ│シリーズ1(内面)

なにかやってみたい。形のあるものを残してみたい。そんな気持ちが、ずっと心の底にはあったのに、どう手をつければいいのか分からなくて、何度も止まっていた。最近になってチャットGPTに相談し始めて、ひとつの考えにたどりついた。「感情や経験を、その...
カンジョー通帳

第1話|始まりのスケッチ|シリーズ1:内面

昔飼っていた猫をスケッチした瞬間、あの猫が動き出した。「やっと描いたな。ずっと呼んでたのは、お前のほうだろ?」──眠っていたワクワクが静かに目を覚ます、カンジョー通帳シリーズ1の第1話。