どんな苦難も乗り越える疾走感のあるてるてる坊主

カンジョー通帳

【この記事の要約(5行)】
山道を爆走するてるてる坊主がいる。
赤く塗られた口元は、笑っているのか挑発しているのか分からない。
背景は激しく流れ、緑が歪んでいる。
足元には右肩上がりのオレンジの矢印。
祈るだけでは終わらない存在が、前へ進んでいる。


雨待ちではない顔

てるてる坊主は、雨を止めるためにぶら下がるものだと思っていた。

でも目の前のそれは、吊るされていない。

白い布の身体を大きく膨らませ、山道のど真ん中を突き進んでいる。

舗装された灰色の道路は一直線に伸び、左右の木々は流線のように歪んでいる。

まるでスピードに風景が追いつけていない。

丸い頭には、黒い眉と黄色味を帯びた目。

そして、赤く塗りつぶされた大きな口。

歯を見せて笑っているが、その笑みは優しさよりも覚悟に近い。


上昇を踏みしめる

足元には、太く鋭いオレンジ色の矢印が描かれている。

折れながらも右上へ伸びる線。

グラフのようであり、意志のようでもある。

てるてる坊主は、その上を走っている。

転がるでもなく、流されるでもなく、自分で踏み込んでいる。

白い体は軽いはずなのに、地面にしっかり影を落としている。

赤い首紐がきつく締まり、布の裾が風でばたつく。

苦難を避けるのではなく、貫いていく姿勢。

その構図は、ただの可愛らしさを完全に裏切っていた。


わたしの走り方

最近、問題が続いた。

計画が崩れ、時間が足りず、数字も思うように伸びない。

一度は立ち止まろうかと思った。

でも止まった瞬間に、余計に不安が膨らむのを知っている。

だから走る。

走りながら考える。

てるてる坊主は、雨を祈る象徴ではなくなっている。

自分で天気を変えにいく顔をしている。

背景がどれだけ流れても、目線は前。

矢印がどれだけ急角度でも、足は止まらない。

苦難は消えない。

でも、乗り越える速度は上げられる。

あの白い布の塊が、そんなことを身体で示しているように見えた。


この文章は、あくまで私の主観による文章です。

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制作ログ・背景メモ

【想定シリーズ】
シリーズ1:内面

【事業軸タグ】
起業プロセス

【状態タグ】
決意

【感情タグ】
闘志
緊張

【感情クラスタ】
C03|踏み出し前夜(覚悟が固まりかけている緊張)

【クラスタ判定理由】
困難を前にしつつも、前進する覚悟が強調されているため。

――設計メモ――

【この記事から派生できる行動】
「象徴キャラで内面を語る」シリーズ化。

【将来の収益導線タイプ】
束ね商品型

【将来の視点メモ】
苦難×加速のビジュアルはブランドアイコン化できる。

【事業資産レベル】
L4 中核コンテンツ

嵐の直前の海岸、空は鉛色で波が高くうねっている。  
主役はてるてる坊主ではなく、風に逆らって立つ一本の小さな旗。  
画面右端に配置し、左側には荒れた海と黒い雲。  
色支配は灰色と深い緑、鮮やかな赤やオレンジは使わない。  
視点は斜め下からのローアングルで、旗が今にも折れそうな瞬間。  
水墨画のような荒い筆致で、空気は重く湿っている。  
嵐が本格化する直前の緊張を含む。  

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