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カンジョー通帳

あとがき

あとがきこの物語で描きたかったのは、「飛ぶこと」ではありません。「飛ぶかどうかを、自分で決められること」です。世の中には、挑戦することが正しいと言われる場面があります。一歩踏み出した人が称賛され、立ち止まる人は勇気が足りないと言われることも...
カンジョー通帳

シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第10話|名前のない祭り

この記事の要約一年後の祭りでは、一つの過ごし方を示す名前はなくなっていた。飛ぶ人、飛ばない人、見るだけの人が、それぞれの時間を過ごしていた。飛行隊も飛ばせることより、安全と見守る役割を担っていた。倒れた看板には、多くの人が残した選択の言葉が...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第9話|今日だけ飛びたいでっさん

この記事の要約祭りのあと、静かな飛び台ででっさんは飛ぶことを決めた。現在の飛行隊長は危険性だけを伝え、判断は本人へ委ねた。まるは「飛行隊長」の札を外し、自ら道を空けた。誰も止めず、誰も背中を押さない中で、でっさんは階段を駆け上がった。飛ぶこ...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第8話|まるのいない日

この記事の要約祭りが終わり、飛行隊本部では役割が少しずつ分かれていた。まるがいない日でも、人々は自分たちで飛び台を整え始めた。一人が立てた案内板に、別の人が言葉を書き加えていった。現在の飛行隊長は、その言葉を消さず、看板の釘だけを打ち直した...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第7話|まるの命令書

この記事の要約飛行隊本部から運び出された記録や備品が広場へ並べられた。まるは、自分が出した過去の命令書と向き合うことになった。ばつは命令書を燃やすことを止め、「責任」として残すよう伝えた。現在の飛行隊長は、本人が申し込んでいない名前を飛行名...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第6話|裏口のベンチ

この記事の要約飛行隊本部の裏口には、記録を読み終えた人たちが静かに集まっていた。長いベンチは、誰も何も決めなくていい休む場所として使われていた。まるは長いベンチを二つに分け、それぞれが持ち帰れる形へ変えた。人々は椅子や杖、目印や薪など、自分...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第5話|号令

この記事の要約祭りは続いていたが、飛び台では点検が優先されていた。元飛行隊長まると現飛行隊長、それぞれが異なる立場で判断を下した。急かされて飛んだ経験を語る人が現れ、広場は静かに耳を傾けた。まるは保管庫を開き、語られてこなかった記録を外へ運...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第4話|笑わない祭り

この記事の要約祭りは続いていたが、飛び台の階段には人が座り続けていた。飛びたい人も、飛ばなかった人も、それぞれの経験を静かに語り始めた。誰も正解を押しつけず、誰も迷いを笑わなかった。よろこは案内を書き換え、迷っている人の居場所を示した。飛ぶ...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第3話|止める側

この記事の要約まるは飛び台の先端に立ち続け、祭りは動き出せずにいた。現在の飛行隊長は、飛びたい人の道まで止めるのかと問いかけた。階段の板が割れ、以前からあった危険が現実になった。現在の飛行隊長は安全確認が終わるまで飛行中止を宣言した。飛ぶ準...
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シリーズ7|飛ぶ前の人|飛行隊長まる|第2話|飛び台の階段

この記事の要約祭りは始まったが、まるは飛び台の先端から動かなかった。飛ぶことだけが正解ではないと、まるは新しい選択肢を示した。飛びたい人、飛びたくない人、迷っている人に、それぞれの居場所が生まれた。迷っている人たちは飛び台の階段へ静かに座り...