カンジョー箱 × 四視点ワークシートで感情を資産化する方法

構想屋

📅 2026.01.06


目次

  • 【はじめに】
  • 【四視点という考え方】
  • 【カンジョー箱と四視点ワークシート】
  • 【毎日の実践フロー】
  • 【作品化への応用】
  • 【感情アーカイブという最終像】
  • 【まとめ】

【はじめに】

感情は、そのままでは流れて消えていく。

しかし、視点を与え、記録し、形に変え続けることで、感情は「残るもの」へと変わる。

この文章は、カンジョー箱という感情の保管庫と、「四視点ワークシート」を組み合わせることで、日々の感情を作品へ、そして資産へと変換していくための思考ログである。

特別な才能や派手な表現は必要ない。

必要なのは、感情を一度立ち止まって眺めるための「視点」だけだ。


【四視点という考え方】

ここで使う四視点は、次の四つで構成されている。

  • 発想の外
  • ラテラル
  • 深掘り
  • 俯瞰

発想の外は、常識や現実を軽々と飛び越える視点だ。

感情をSFやユーモア、極端な比喩に変換することで、重たい気持ちさえ軽く扱えるようになる。

ラテラルは、ズラす視点。

感情を正面から扱わず、少し角度を変えて眺めることで、日常が反転し、新しい意味が立ち上がる。

深掘りは、感情の奥へ潜る視点だ。

なぜそう感じたのか、その裏に何があるのかを問い続けることで、感情は物語性を持ちはじめる。

俯瞰は、時間や世界の外側から眺める視点。

未来や歴史、神話の位置から現在の感情を見ることで、それは一個人の出来事を超えた意味を帯びる。

同じ感情でも、四つの視点を通すことで、四つの異なる作品の種が生まれる。


【カンジョー箱と四視点ワークシート】

カンジョー箱は、感情を溜めるための器だ。

そこに四視点ワークシートを重ねることで、感情は「溜まるだけ」から「増殖する」状態へ変わる。

ワークシートはシンプルでいい。

A4一枚に、中央に今日の感情を書き、その周囲に四つの視点を書き込むだけ。

重要なのは、完成度ではなく継続性だ。

うまく書こうとしなくていい。

毎日、感情を一つ、四方向に広げることだけを行う。


【毎日の実践フロー】

流れは驚くほど単純だ。

まず、その日に強く残った感情を一つ選ぶ。

次に、その感情を四視点でそれぞれ短く展開する。

詩の一節でも、言葉のメモでも、断片的なイメージでも構わない。

その結果、毎日「一感情から四つのアイデア」が自動的に蓄積されていく。

この積み重ねが、後から見返したときに圧倒的な量と厚みを生む。


【作品化への応用】

四視点は、そのまま作品の型になる。

詩や物語では、視点ごとにまったく異なるトーンの文章が生まれる。

発想の外は軽やかで奇抜な詩に。

ラテラルは、日常をズラした短編に。

深掘りは、内省的で重たい言葉に。

俯瞰は、神話や寓話のような物語になる。

LINEスタンプの発想にも直結する。

巨大なSSDや宇宙Wi-Fiのような発想の外キャラ。

日常を裏返すズラし君。

感情を掘り続けるモグラ哲学者。

雲の上から語る賢者。

月末には、それらをまとめて詩集PDFやアーカイブとして残すこともできる。


【感情アーカイブという最終像】

この仕組みを続けると、毎日は「感情を四方向に拡張する作業」になる。

作品は自然に増え、ジャンルを越えて派生し、やがて一人分の感情史が立ち上がる。

それは消費される日記ではなく、未来に残る感情アーカイブだ。

百年後に読み返されても、「この時代に、こう感じていた人がいた」と伝わる記録になる。


【まとめ】

四視点ワークシートを用意するだけで、日常は感情を資産化する実験場へ変わる。

カンジョー箱と組み合わせることで、感情は作品になり、仕組みを通じて未来へ残る存在になる。

感情は、扱い方次第で、消耗品にも資産にもなる。

その分岐点に、四つの視点がある。


アイキャッチ画像用メモ

白いA4ワークシートの中央に「今日の感情」という文字。周囲に四方向へ伸びる線と、「発想の外」「ラテラル」「深掘り」「俯瞰」のラベル。手書き風の文字と、感情が広がっていくイメージの柔らかい抽象背景。

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