ワタクシこういう者です

カンジョー通帳

【この記事の要約(5行)】

わたしは「見せる顔」と「隠す顔」を持っている。
赤いネクタイと、作り笑いの仮面。
手で押さえつけているのは、相手ではなく自分かもしれない。
演じることは防御でもあり、戦略でもある。
それでも、少しだけズレが生まれている。


役職という衣装

ワタクシこういう者です。

肩幅の合わない黒いスーツを着て、赤いネクタイをきゅっと締める。

きっちり整えた髪型、少し吊り上がった目元。

威圧と余裕を同時に演出するのが仕事だ。

両手で机を押さえるように身を乗り出すと、相手はだいたい黙る。

そういう空気を、わたしは作れる。

それがわたしの武器だった。

手の下の顔

けれど、今日も机の上にはあの白い顔がある。

大きく歪んだ笑み、黒く塗られた目。

まるで「笑っているふり」を誇張したような仮面。

わたしはその顔を両手で押さえつけている。

落ちないように。

めくれないように。

誰にも裏側を見せないように。

でも押さえている指先に、わずかな震えがある。

仮面が笑えば笑うほど、わたしの口元は固くなる。

ズレの感触

威圧的な姿勢のまま、ふと視線がずれる。

真正面を見ているようで、ほんの少しだけ焦点が合っていない。

自分でも気づいている。

この笑いは、わたしのものではない。

誰かに安心してもらうためでもなく、相手を従わせるための道具だ。

その道具を使いこなしてきた。

けれど、最近は押さえつける力が強くなっている。

仮面が浮き上がろうとするたび、力で抑える。

本当は外したいのかもしれない。

外した瞬間に何が起きるのか、想像はつく。

怖さもある。

でも、ずっと押さえ続けるのも、なかなか疲れる。

ワタクシこういう者です。

そう言い切るたびに、ほんの少しだけ、言葉が空洞になる。

この文章は、あくまで私の主観による文章です。

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制作ログ・背景メモ

【想定シリーズ】
シリーズ1:内面

【事業軸タグ】
世界観構築

【状態タグ】
試行錯誤

【感情タグ】
仮面
緊張

【感情クラスタ】
C07|恥と露出(本音が外に出る怖さ)

【クラスタ判定理由】
仮面の下にある本音が露出する恐れを押さえ込んでいるため。

――設計メモ――

【この記事から派生できる行動】
自分が日常で演じている「役」を紙に書き出してみる。

【将来の収益導線タイプ】
世界観強化型

【将来の視点メモ】
仮面キャラクターをカンジョー箱の象徴モチーフに展開可能。

【事業資産レベル】
L3 商品化可能

⑦ 画像生成プロンプト

薄暗い倉庫の片隅、スーツ姿の人物は背を向けて立ち、手に白い仮面を持っている。仮面は割れかけており、床には赤い布が落ちている。夕方の橙色の光が横から差し込み、影が長く伸びる。視点はやや低めの斜め後方。冷たい青と鈍い橙が支配する色調。筆跡の荒い油彩風。空気は重く、静止した緊張が漂う。人物は今まさに仮面を顔に近づける直前の動き。文字なし。
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