【はじめに】
わたしが考えている法人化は、
よくある起業の流れとは少し違う。
売上を伸ばすために会社を作る、
という順番ではない。
先に世界観があり、
感情があり、
物語があり、
それらを扱うには個人という枠が小さくなってきた結果として、
法人という器が必要になる。
これは、その思考ログのまとめだ。
【法人化の正体】
わたしにとって法人とは、
稼ぐための肩書きではない。
世界観を外に広げるための器であり、
感情と行動を構造として扱うための枠であり、
物語を積み上げていくための土台だ。
個人の延長線上にあるが、
個人では扱いきれなくなったものを、
きちんと受け止める場所。
それが法人。
【なぜ個人のままでは足りなくなるのか】
感情を言葉にする。
行動を構造に落とす。
物語として編み直す。
キャラクターやOSとして再設計する。
これらを一つずつやっていくうちに、
扱う情報量と意味の層が増えていった。
講座。
PDF。
テンプレ。
アプリ構想。
物語ブログ。
世界観全体の設計図。
点ではなく、
線でもなく、
面として広がり始めたとき、
個人という形では不安定になる。
だから法人が必要になる。
【わたしが作りたい会社の輪郭】
わたしがイメージしているのは、
いわゆる制作会社でも、
コンサル会社でもない。
感情と物語を素材に、
人や世界のナビゲーションを設計する会社。
感情OSを組み立て、
行動OSに落とし、
世界観として提示し、
それを使える形で残していく。
教える会社というより、
共に世界を立ち上げる会社。
【収益の考え方】
わたしは労働量を増やして稼ぐタイプではない。
積み上がるものを育て、
時間をかけて厚みを増やすほうが合っている。
一度作った物語。
一度組んだOS。
一度整えたテンプレ。
それらが、
少しずつ人の手に渡り、
別の人生で使われていく。
法人は、その循環を止めないための仕組み。
【法人化のタイミング】
最初から法人ありきではない。
世界が回り始め、
扱うものが増え、
責任の範囲が広がったときに、
自然と必要になる。
収入が安定し、
講座や体系が形になり、
世界観が事業として自立し始めたら、
その時点で法人になる。
無理に早める意味はない。
【三年という時間感覚】
一年目は、
書くこと、組むこと、出すこと。
二年目は、
体系化し、人と共有すること。
三年目は、
外に広げ、他者と共に回すこと。
その延長線上に、
法人が立ち上がる。
それは目標ではなく、
通過点。
【おわりに】
わたしは、
法人を作りたいから世界観を作っているわけではない。
世界観を作り続けていたら、
法人が必要になる人間だ。
だから今日も、
ひとつ書き、
ひとつ整え、
ひとつ積む。
それがそのまま、
未来の法人の基礎になる。
焦らず、
止まらず、
更新し続ける。
それだけでいい。
【アイキャッチ画像用メモ】
静かな机の上に、ノートとペンが置かれている。
ノートの上から、薄く半透明の地図のような世界観が立ち上がっている。
建物やキャラクター、線や記号が重なり合い、
まだ未完成だが、確かに広がり続けている雰囲気。
会社というより、世界が芽吹く瞬間を切り取ったイメージ。


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