妄想・事業計画・物語のちがい――未来を描くための思考ログ

構想屋

目次

  1. 【はじめに:混ざり合って見える理由】
  2. 【妄想とは何か】
  3. 【事業計画とは何か】
  4. 【物語とは何か】
  5. 【やりたいことという源泉】
  6. 【それぞれの役割のちがい】
  7. 【流れとして捉え直す】
  8. 【今この瞬間の立ち位置】
  9. 【まとめ:同じ火の、ちがう姿】

【はじめに:混ざり合って見える理由】

妄想、事業計画、物語、やりたいこと。

これらは別物として語られることが多いけれど、わたしの中ではしばしば混ざり合い、区別がつかなくなる。

なぜなら、どれも「未来をどう描くか」という一点でつながっているからだ。

違いは内容ではなく、どの段階で切り取っているかにある。


【妄想とは何か】

妄想は、制限のない発想だ。

実現性も、予算も、評価もいらない。

ただ「もしこうだったら」という問いだけがあればいい。

短い言葉、イメージ、断片的な詩のような形で現れることが多い。

妄想は完成を目指さない。
役割は、世界観のタネを生むことだけだ。


【事業計画とは何か】

事業計画は、妄想を現実に接続するための設計図だ。

数字、期間、手段、ゴール。

曖昧さを削り、行動に落とすための言語に変換する。

妄想を殺すものではなく、
妄想が燃え続けるための「台」をつくる作業だ。


【物語とは何か】

物語は、妄想と現実のあいだに生まれる。

感情や出来事を、キャラクターや時間の流れに乗せて語り直す形式。

物語にすることで、他者に届く。

同時に、自分自身にも意味として返ってくる。

理解より先に、共感が生まれるのが物語だ。


【やりたいことという源泉】

やりたいことは、もっとも原始的だ。

理由も、順序も、正しさもいらない。

「こうしたい」という感情の塊。

妄想も、物語も、事業計画も、
すべてはここからしか始まらない。


【それぞれの役割のちがい】

妄想は、広げるためのもの。

物語は、伝えるためのもの。

事業計画は、動かすためのもの。

やりたいことは、燃料そのもの。

優劣はない。
必要な場面がちがうだけだ。


【流れとして捉え直す】

やりたいことが先にある。

そこから妄想が生まれ、
妄想が物語になり、
物語が事業計画へと変換される。

逆流することもあるし、途中で止まることもある。

それでも、この流れを知っているだけで、
今どこに立っているかは見失いにくくなる。


【今この瞬間の立ち位置】

いま必要なのは、全部を同時にやろうとしないことだ。

妄想を広げる時期なのか。
事業計画として固める時期なのか。

その判断がつくだけで、焦りは減る。

混乱しているのではなく、
ただフェーズが違っているだけかもしれない。


【まとめ:同じ火の、ちがう姿】

やりたいことは火種。

妄想は火花。

物語は炎。

事業計画は焚き火台。

どれか一つだけでは、火は続かない。

形を変えながら、同じ火を扱っている。

それを理解したとき、
未来を描く行為そのものが、少し静かに、少し確かになる。


アイキャッチ画像用メモ

暗い背景の中で、小さな火種から火花が散り、やがて炎となり、金属の焚き火台の上で安定して燃えているビジュアル。
手書き風の線と、詩的で静かな雰囲気。
「妄想・物語・事業計画」という言葉は直接入れず、火の変化だけで意味が伝わる構図。

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