宇宙へのジャンプ 「太陽」と「ディスコボール」と「満面のいいね!」に向かって

カンジョー通帳

【この記事の要約(5行)】
わたしは地面を蹴って跳んだ。
上空には太陽とディスコボールが同時に輝いていた。
無数の「いいね!」が顔の形で浮かんでいる。
祝福なのか、監視なのか、まだ判断はつかない。
それでも、跳んだ瞬間の体温だけは確かだった。


跳ぶと決めた朝

空は昼なのに夜みたいだった。

真上にあるはずの太陽が、やけに低い位置で燃えている。
その隣に、銀色のディスコボールがぶら下がっていて、ありえない角度で光を散らしていた。

地面は暗く、わたしの影だけがやけに長い。

跳ぶ前から、すでに舞台に立たされている感じがした。
誰かに見られているというより、何かに測られている感覚。

でも、助走は短かった。
考え続けるより、跳ぶほうが早いと判断した。

空中で見えたもの

跳んだ瞬間、視界が一気に開けた。

太陽は熱というより、圧力だった。
じりじり焼くのではなく、背中を押す重さ。

ディスコボールは回転しながら、七色の破片を投げつけてくる。
光は祝福にも、嘲笑にも見える。

そしてその周りに、顔の形をした「いいね!」が満面の笑みで浮かんでいる。
親指を立てた手が、風船みたいにふわふわ漂っていた。

無数の肯定。
でも、そのどれも体温がない。

わたしは空中で、ほんの一瞬だけ怖くなった。
この笑顔は、わたしを歓迎しているのか、それとも消費しているのか。

重力の向こう側

それでも、跳んだこと自体は後悔していない。

地面に立ったままでは、太陽の近さも、ディスコボールの回転速度も、いいねの数も、ただの想像だった。

空中では、全部が具体的だった。
光の粒が頬に刺さり、熱が首筋を押し、笑顔の群れが静かに取り囲む。

きれいで、少し息苦しい。

着地はまだ見えていない。
でも、跳躍の軌道だけは自分で描いた。

祝福かどうかは、あとで考える。
いまはただ、空中にいるという事実が、わたしのものだ。


この文章は、あくまで私の主観による文章です。

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制作ログ・背景メモ

【想定シリーズ】
シリーズ3:共鳴

【事業軸タグ】
世界観構築

【状態タグ】
決意

【感情タグ】
高揚
緊張

【感情クラスタ】
C06|芽と手応え(小さいが確かな前進)

【クラスタ判定理由】
恐れを含みながらも実際に跳んでいるため。

――設計メモ――

【この記事から派生できる行動】
公開ボタンを押す前の心理を記録する。

【将来の収益導線タイプ】
世界観強化型

【将来の視点メモ】
「いいね」と創作の距離をテーマにした連作に展開可能。

【事業資産レベル】
L3 商品化可能

――ビジュアル制作メモ――

画像生成プロンプト

夜明け前の薄紫の空を背景に、画面左下から斜め上へ跳び上がる人物の後ろ姿。太陽は赤く巨大で地平線近くに沈みかけ、空の右上には回転する古びたディスコボールが冷たい青い光を放つ。無数の笑顔型アイコンは人物の進行方向ではなく背後に漂い、少し歪んだ形で浮遊している。視点は低いアングルからの煽り構図。主役は人ではなく、跳躍によって舞い上がる砂埃と光の粒。色支配は群青と赤橙。アニメ塗りではなく油彩風の厚塗り。空気は静止直前の緊張感を含む。

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