バイトとカンジョー箱のあいだで見つけた“働く意味”ーー

OS

シリーズ1の最後か、シリーズ2の最初。
その境目に、わたしは立っている。

目次

  • 【はじめに】
  • 【働くことと描くこと】
  • 【感情の現場を、資産に変える】
  • 【バイト時間を“起業前のプロトタイプ”にする】
  • 【まとめ】
  • 【アイキャッチ画像用メモ】

【はじめに】

就職ではなく、バイトを選んだ。

理由は単純だった。
カンジョー通帳を描く時間を、手放したくなかったからだ。

生活は安定しない。
時間は細切れで、集中できる夜も限られている。

バイトから帰って、机に向かう。
気づけば、思っていたより進んでいない自分に焦ることもある。

それでも、立ち止まってはいない。
ペースは遅くても、前に進んでいる限り、物語は続いている。

この地点は、終わりではない。
次の章に入るための、静かな助走だ。


【働くことと描くこと】

これまで、
「働く時間」と「描く時間」は、別のものだと思っていた。

バイトは生活のため。
創作は未来のため。

そうやって、切り分けていた。

けれど実際のバイトの時間には、
感情が絶えず動いている。

うまくいかなかった作業。
噛み合わない人間関係。
小さな達成感と、帰り道の安堵。

そこには、描くべき感情が山ほどあった。

働いている最中も、
わたしは感情の現場に立っている。

描いていない時間など、最初から存在しなかった。


【感情の現場を、資産に変える】

いまのバイトの時間は、
単に生活費を稼ぐためだけのものではない。

観察の時間であり、記録の時間だ。

怒り。
戸惑い。
静けさ。
希望。

そのすべてが、カンジョー箱に入る素材になる。

嫌な出来事は、詩の種になる。

言葉の少ない同僚は、物語の余白になる。

疲れた夜は、次の章を照らす灯りになる。

稼げていなくても、
感じている限り、すでに資産は生まれている。

それに気づいたとき、
働くことへの見え方が変わった。


【バイト時間を“起業前のプロトタイプ”にする】

カンジョー箱を事業にする前に、
すでに実験は始まっている。

バイトの中で感じたことを、ノートに残す。

通勤中の気づきを、短い言葉にする。

日常の感情を、その日のうちに外へ出す。

それは小さな行動だが、
「感情で生きる」ための訓練でもある。

未来の起業は、
突然始まるものではない。

こうした日々の積み重ねが、
静かに形をつくっていく。

いまのバイト時間は、
すでにプロトタイプの段階に入っている。


【まとめ】

焦る必要はない。

いまの速度が、わたしの呼吸だ。

描けるときだけ描くのではなく、
生きている時間すべてを、描く素材にする。

バイトも、創作も、
どちらも同じ一本の線の上にある。

今日も、働きながら、描いている。

そのすべてが、
次のシリーズを動かす力になっている。

ここから先は、
もう準備期間ではない。

静かに、しかし確実に、
次の章が始まっている。


【アイキャッチ画像用メモ】

夜明け前の街。
バイト帰りの主人公が歩いている。

少し疲れた背中だが、足取りは止まっていない。

その横で、まるが小さな灯りを持ち、同じ方向を見ている。

街はまだ眠っているが、空の色だけが、次の始まりを告げている。

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