カンジョー通帳|なぜ、整わないまま出していくのか(番外編)

アイキャッチ制作

※このページは物語の続きではありません。
先に、それだけはっきり書いておきます。

これは、
「カンジョー通帳を、これからどういう形で出していくのか」
についての説明です。


目次

  1. このページについて
  2. 「話がつながっていない」と感じた方へ
  3. 以前、うまくいかなかったやり方
  4. 今やっているのは「完成品の公開」ではない
  5. 「番外編」という置き場所について
  6. 今の運用ルール
  7. このページの役割
  8. 読者の方へ

このページについて

途中から読み始めた人の中には、

話がつながっていない回がある

完成していないように感じる回がある

と思う人もいるかもしれません。

その違和感は、正しいです。
そして、それは意図的なものです。


以前、こういう失敗をしました

実は一度、
物語の全体像やアウトラインを、かなり丁寧に作ったことがあります。

シリーズ構成を考えて

伏線を配置して

順番も決めて

「これで迷わず書ける」と思いました。

でも、結果は逆でした。

先の展開を壊したくなくて書けない

ここに置くべきじゃない気がして出せない

完璧な位置が見つからず止まる

気づけば、
整っているのに、何も出ていない状態になっていました。

そのとき分かったのは、
自分は
「完成させてから出す」やり方だと、動けなくなる
ということでした。


今からやるのは「完成品の公開」ではありません

ここで使っている「公開」という言葉は、
一般的な意味とは少し違います。

完成した物語を

整った順番で

正解として並べていく

今は、それをやりません。

今やるのは、

その時点で考えていること

迷っている状態

途中で止まっている断片

そういったものを、
そのまま外に置いていくことです。

これは物語というより、
**思考や感情の「記録」**に近いものです。


「番外編」という置き場所について

迷った話、
つながっていない話、
あとで意味が変わりそうな話。

そういうものは、
すべて 「番外編」 として出します。

番外編は、倉庫ではありません。
公開された実験場です。

書き直していい

消してもいい

別のシリーズに移してもいい

最初から一本の線にしません。

まずは点として置く。
線は、あとから勝手につながります。


今の運用ルール

自分が止まらないために、
ルールはこれだけにします。

完成度60%で出す

修正や更新は、出したあとに行う

迷ったら番外編に出す

まとめは、必要になったときに作る

整合性は、あとから生まれます。
最初から用意するものではありません。


このページの役割

これは宣言でもあり、
自分自身へのメモでもあります。

あとから読み返したとき、
「なぜこんな出し方をしていたのか」
分からなくならないためのページです。

ここにあるのは、完成した物語ではありません。
今の自分が、どう進もうとしているかの記録です。

このやり方で、しばらく進みます。


読者の方へ

もし途中から読んだとしても、
分からない回があって大丈夫です。

カンジョー通帳は、
「すべてを理解する」ための物語ではありません。

その時点の「今」に、
触れてもらうためのものです。

コメント