【この記事の要約(5行)】
・マイクを握る猫の横で、感情の顔が膨れ上がる。
・背景は歪んだ緑の光で渦を巻いている。
・笑いも怒りも混ざり合っている。
・わたしはその中に立っている。
・外に出すほど、内側が騒がしくなる。
渦の中のステージ
ライトは当たっていないのに、猫だけが発光している。
サングラスをかけ、赤いマイクを口元に寄せているその姿は、まるで自分の声を武器にしているみたいだった。
背後には緑と青の点が波のように伸び、奥へ奥へと吸い込まれていく。
静かな教室とは真逆だ。
ここには静止がない。
空間そのものがうねっている。
膨らむ顔たち
猫の横には、色とりどりの丸い顔がぎゅうぎゅうに押し合っている。
黄色の大きな笑顔。
紫の歯をむき出しにした不気味な顔。
涙をためた青白い目。
赤く怒った口元。
どれも誇張されていて、どれも本音に近い。
わたしの中にある感情を、そのまま風船にして膨らませたみたいだ。
ひとつ出すと、またひとつ浮かび上がる。
笑っているのに、隣ではしかめ面。
安心のすぐ横に、不安が貼りついている。
出すほど増える
アウトプットは、整理じゃないのかもしれない。
外に出せば軽くなると思っていた。
でも実際は、出した瞬間に別の顔が現れる。
マイクを握る猫は迷っていない。
たとえ背後が歪んでいても、光がまぶしくても、
そのまま声にする。
整ってからではなく、
混ざったまま出す。
わたしはずっと、きれいにまとめようとして止まっていた。
でもこの空間では、整然さはどこにもない。
渦の中心に立ちながら、声を出す。
それだけが前に進む方法みたいに見えた。
感情は減らない。
ただ、重なり方が変わっていく。
この文章は、あくまで私の主観による文章です。
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制作ログ・背景メモ
【想定シリーズ】
シリーズ3:共鳴
【事業軸タグ】
継続設計
【状態タグ】
試行錯誤
【感情タグ】
焦り/解放
【感情クラスタ】
C04|熱と焦り(前のめりだが空回り気味)
【クラスタ判定理由】
出すほど感情が増幅し、勢いと混乱が同時に存在しているため。
――設計メモ――
【この記事から派生できる行動】
整っていなくても一つだけ外に出してみる。
【将来の収益導線タイプ】
音声展開型
【将来の視点メモ】
“感情が膨らむ舞台”は音声コンテンツと相性が良い。
【事業資産レベル】
L3 商品化可能
夜明け前の屋上の片隅、冷たい青紫の空、風に揺れる洗濯物の間に立つ若い女性、手には古いラジカセを抱え再生ボタンを押す直前、足元には割れた風船がいくつか転がる、遠くの街はまだ眠っている、色支配は深い群青と淡いピンク、油絵風の荒いタッチ、横からの低い視点、空気はひんやり、何かが始まる直前の静かな緊張、文字なし


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