凶暴な猫

カンジョー通帳

【この記事の要約(5行)】
炎の中で立つ青い猫を見て、わたしは自分の内側を思い出した。
黒い片眼と牙は、攻撃ではなく防御のかたちだった。
緑に燃える背景は怒りの色に似ている。
羽のような翼は逃げ道にも見えた。
凶暴さは、壊す力ではなく守る力かもしれない。

火の奥で睨む

あの青い顔は、明らかにこちらを値踏みしている。
黒い片眼鏡の奥で、片方の視線だけが鋭く光っている。

歯をむき出しにした口元は笑っていない。
牙は長く、白く、誇張されているのに、どこか無理している感じがあった。

背後では、黄緑の炎が渦を巻いている。
普通の赤い炎じゃない。毒々しい色で、空気まで焦げた匂いがしそうだ。

それでも、猫の胴体は妙に明るい緑で、燃えていない。
炎の中にいるのに焼けていないその姿が、いちばん不自然だった。

翼の役割

肩から生えた茶色い翼は、悪魔のように広がっている。
だけど、完全に開ききっていない。

飛ぶ準備か、威嚇か。
どちらにも見える中途半端な角度だった。

わたしはその角度が気になった。
本当に攻撃するなら、もっと前傾になるはずだ。

でもこの猫は、わずかに横を向いている。
正面衝突を避けるような、逃げ道を残した立ち方だ。

凶暴というより、追い込まれた姿に近い。

わたしの中の牙

わたしにも、似たような時間がある。
外から見れば、強くて怖い顔をしているかもしれない。

だけど実際は、燃え広がる状況の中で、自分を守ろうとしているだけだ。
片眼を覆う黒は、傷を隠すためのものかもしれない。

炎の色が派手であればあるほど、内側は必死だ。
翼は逃げるためのものか、守るためのものか、まだ決めきれていない。

この猫は壊す前の姿ではなく、壊れないための姿だ。
牙を見せることでしか、立っていられない時間もある。

凶暴さは、弱さの裏返しだと決めつける気はない。
ただ、炎の中に立つには、それくらいの顔が必要なときがある。

この文章は、あくまで私の主観による文章です。

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制作ログ・背景メモ

【想定シリーズ】
シリーズ1:内面

【事業軸タグ】
世界観構築

【状態タグ】
試行錯誤

【感情タグ】
怒り
防御

【感情クラスタ】
C08|責任の受け取り(他責をやめた瞬間)

【クラスタ判定理由】
凶暴さを外部ではなく自分の内面の選択として捉え直しているため。

――設計メモ――

【この記事から派生できる行動】
怒りを感じた瞬間に「守ろうとしているもの」を紙に書き出す。

【将来の収益導線タイプ】
世界観強化型

【将来の視点メモ】
「怒りシリーズ」として感情ごとの象徴キャラ展開が可能。

【事業資産レベル】
L3 商品化可能

――ビジュアル制作メモ――

画像生成プロンプト

夜明け前の冷たい青紫の空間、画面左下に小さく立つ白い狐、背後には氷のように透明な炎がゆらめく、主役は横向きで今にも振り返りそうな瞬間、翼は消え代わりに細長い尾が緊張している、視点はやや俯瞰、色支配は寒色系、画風はざらついた油彩、空気は静まり返り、何かが始まる直前の張り詰めた温度感、文字なし

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