スケッチ

シリーズ1(内面)

『はじまりのスケッチ』第2話|次はどこに描く?

猫は、スケッチブックの上でゆっくりと歩き始めた。鉛筆で描いた線の上へ前足を置き、ページの端まで歩いていく。そこで立ち止まると、隣の白いページを見た。 そして、私を振り返った。「それで、次はどこに描く?」「次?」「ここには、もう描いたんだろ」...
カンジョー通帳

第1話|始まりのスケッチ|シリーズ1:内面

昔飼っていた猫をスケッチした瞬間、あの猫が動き出した。「やっと描いたな。ずっと呼んでたのは、お前のほうだろ?」──眠っていたワクワクが静かに目を覚ます、カンジョー通帳シリーズ1の第1話。