この記事の要約
- 休日の午後、駅を歩いていた。
- 海のポスターを見た瞬間、知らない景色が頭へ流れ込んだ。
- 未来の自分が海沿いを歩く感覚が一瞬だけ見えた。
- 帰る予定だったが、知らない路線へ乗る流れになった。
- いつもの休日の帰り方を途中で変えた。
物語
休日の午後だった。
駅の中を歩いていた。
特に予定はなかった。
身体が少し重かった。
昨日やった腕立てのせいで、胸と腕が微妙に筋肉痛だった。
たった三回なのに、まだ少し痛い。
自分でも少し笑えてきた。
人の流れを避けながら歩く。
カフェ。雑貨屋。旅行会社。
どこも他人の人生みたいに見えた。
その時だった。
壁に貼られたポスターが目に入った。
青い海。
白い建物。
小さな港町。
知らない景色だった。
でも、胸の奥が急に動いた。
足が止まる。
「……ここ、行ったことある気がする」
もちろん行ったことなんてなかった。
でも、妙に懐かしかった。
その瞬間だった。
視界が揺れる。
風。
潮の匂い。
強い日差し。
知らない海だった。
未来の自分が、海沿いの道を歩いていた。
少し広い肩。
自然な姿勢。
深い呼吸。
疲れていない歩き方だった。
隣には、誰かいる気配がした。
その未来の自分は、自然に笑っていた。
その瞬間、全部消える。
駅へ戻る。
雑踏。
アナウンス。
人の流れ。
しばらく動けなかった。
「……なんだ今の」
呼吸だけが少し速かった。
でも、胸の奥だけ妙に熱かった。
その時だった。
急に、外へ行きたい感じが出てきた。
知らない場所へ行きたかった。
自分でも急すぎると思った。
でも、身体の奥が少し動いていた。
さっきまでは、適当に帰るつもりだった。
コンビニへ寄って、動画を見て、気づいたら夜になる。
いつもの休日だった。
でも今は、少しだけ違った。
ポスターをもう一度見る。
海。
知らない街。
知らない景色。
そのまま、改札へ向かって歩き出した。
自分でも驚いた。
どこへ行くのか決めていなかった。
でも、帰りたくなかった。
反対側のホームへ降りる。
知らない路線だった。
知らない駅名が並んでいた。
少し怖かった。
でも、少しワクワクしていた。
電車が来る。
ドアが開く。
一瞬だけ迷う。
その時、また未来の自分の声みたいなものが頭をよぎった。
その感じ、昔の俺も好きだったわ。
思わず少し笑う。
そのまま電車へ乗り込んだ。
ドアが閉まる。
見慣れた駅が、ゆっくり離れていった。
※この文章は、あくまで私の主観による文章です。
🧭 判断ログ
判断:予定を決めず、知らない路線の電車へ乗った
場面:休日の午後の駅
やり方:ポスターを見たあと、反対側ホームへ移動して来た電車へ乗った
変化:いつもの休日の帰り方を途中で変えた
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シリーズ6身体と習慣
主役キャラ:たのし
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理由:知らない場所へ小さく動く行動記録は、複数パターンへ展開しやすいため。
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