シリーズ7|カンジョー箱誕生編|第1話|このまま終わるのかと思った

カンジョー通帳

この記事の要約

  • 仕事帰りの電車で、その日の仕事を思い出せなかった
  • 毎日動いているのに、何も残っていない感覚が強く残っていた
  • 起業したい気持ちはあったが、何を作りたいかはまだ曖昧だった
  • 「このまま終わるのか」という感覚が胸の奥に残った
  • まだ何も始まっていなかったが、何かが動き始めている感覚だけがあった

🧭 判断ログ

判断:
場面:仕事帰りの電車の中で、その日の仕事を思い出せなかった
やり方:窓に映る自分の顔を見ながら、その日の流れを頭の中で辿ろうとした
変化:「このまま終わるのかもしれない」という感覚が強く残った


物語

仕事帰りだった。

改札を抜けたあと、コンビニの白い光だけがやけに強く見えた。夜の空気は少しぬるかった。身体が重かった。頭の奥もぼんやりしていた。

電車の中で、今日やった仕事を思い返そうとした。

朝から動いていたはずだった。人と話して、作業して、時間も使った。疲れるくらいには動いていた。でも、何をやったのか、うまく思い出せなかった。

かんがが、思い出そうとしていた。

どんな仕事をしたか。誰と話したか。何回動いたか。順番に辿ろうとしていた。でも、途中で全部ぼやけた。

残っていたのは、疲れだけだった。

家に帰る。風呂に入る。少しスマホを見る。眠くなる。寝る。また朝が来る。また仕事へ行く。

生活は止まっていなかった。

でも、進んでいる感じもしなかった。

電車の窓に映った自分の顔を見た時、ばつが小さく動いた。

このまま終わるんだろうか、と思った。

毎日の疲れも。迷ったことも。情けなかった日も。少しだけ嬉しかった瞬間も。

全部、どこにも残らないまま消えていくんだろうかと思った。

起業したい気持ちはあった。

会社に残るより、自分で何かを作って生きていきたい感覚は前からあった。

でも、何を作りたいのかは、まだ分からなかった。

発信したい理由も、うまく説明できなかった。

ただ、流れていく感じだけが残っていた。

今日も動いたはずなのに、何も積み上がっていない感じがした。

駅から家まで歩きながら、まるは何も答えを出さなかった。

ただ、まだ終わっていない感じだけが残っていた。

その夜は何も書かなかった。

メモも残さなかった。

でも、布団に入ったあとも、胸の奥に小さな引っかかりだけが残っていた。

何かを始めないと、このまま全部流れていく。

その感覚だけが、静かに身体の奥に残っていた。

※この文章は、あくまで私の主観による文章です。


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シリーズ7事業構築ログ

主役キャラ:ばつ

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