この記事の要約
- 夜の部屋で、求人サイトと面接対策動画を見続けていた。
- 進まなきゃと思う一方で、前の働き方へ戻る感覚が苦しかった。
- 応募ボタンを押せず、身体だけが止まっていた。
- 「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」という言葉を思い出した。
- 動けなかった理由が、進みたい方向のズレかもしれないと感じた。
🧭 判断ログ
判断:求人を見続けながら、戻りたくない感情も同時に抱えていた
場面:夜に部屋で求人サイトと面接対策動画を見ていた時
やり方:求人を見る、面接動画を流す、応募しようとする、身体の反応を止まったまま感じ続けた
変化:「動けない」のではなく、「進みたい方向がズレていた」可能性に気づいた
物語
夜だった。
部屋は静かだった。
わたしは、また求人サイトを開いていた。
画面の光だけが顔を照らしている。
正社員。
未経験歓迎。
資格取得支援。
安定。
そんな文字が並んでいた。
別のタブでは、面接対策動画が流れている。
話し方。
受け答え。
第一印象。
聞き流しているだけなのに、身体が重かった。
呼吸も浅い。
視線だけが画面を滑っていく。
それでも、閉じられなかった。
進まなきゃと思っていた。
何かしなきゃと思っていた。
このままじゃ駄目だ。
その感覚だけは、ずっと頭の奥に残っていた。
でも。
同時に、別の感情もあった。
戻りたくなかった。
前みたいに、毎日消耗していく感じ。
呼吸が浅いまま、時間だけ進む感じ。
それを思い出すだけで、胸が重くなる。
画面を見ているのに、身体だけが止まっていた。
指も動かない。
応募ボタンを押せない。
その時だった。
かなしが、机の横へ座っていた。
静かだった。
でも、疲れていた。
「また戻るの、怖いんだろ」
小さい声だった。
わたしは、何も言わなかった。
否定できなかった。
ばつも、後ろから覗き込んでいる。
「ほらな」
「結局また止まってる」
「だからお前は駄目なんだよ」
その声が、頭の奥へ刺さる。
悔しかった。
情けなかった。
進みたい気持ちはある。
でも、身体がついてこない。
何でこんなに苦しいんだろうと思った。
その時だった。
昔、相談した相手に言われた言葉を思い出す。
「アクセルとブレーキを同時に踏んで、オーバーヒートしてる状態ですね」
その言葉が、急に身体へ入ってくる。
沈黙。
わたしは、画面を見たまま止まっていた。
進まなきゃと思っていた。
でも。
戻りたくない感情も、確かにあった。
前へ行きたい。
でも、その方向じゃ苦しい。
その二つが、ずっと身体の中でぶつかっていた。
だから疲れていた。
だから、動けなかった。
その瞬間、少しだけ理解する。
動けなかったんじゃない。
「進みたい方向が、もうズレていた」
その感覚だけが、静かに胸へ残っていた。
※この文章は、あくまで私の主観による文章です。
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シリーズ1内面
主役キャラ:かなし
💰 収益設計
束ね商品型
理由:「動けない理由」を感情構造として複数パターンへ展開できるため。
商品化方法:『止まっていた時の感情ログ』PDF集、通帳シリーズまとめnote、感情整理テンプレ
販売単位:複数記事まとめ

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