シリーズ1|ちゃんとしようとすると苦しかった|第1話|誰にも見られてないのに

カンジョー通帳

この記事の要約

  • 夜の部屋で、求人サイトや面接動画を見続けていた。
  • 情報は見ているのに、身体だけが止まっていた。
  • 「このままじゃ駄目だ」という声が頭から離れなかった。
  • 昔やっていた仕事へ戻ることにも重さを感じていた。
  • 何かを変えたいのに、どこへ向かいたいのか分からなかった。

物語

夜だった。

部屋の電気だけが白かった。

わたしは、床へ座ったままスマホを見ていた。

求人サイト。

転職。

未経験歓迎。

正社員。

経験者優遇。

画面をスクロールする。

止まる。

またスクロールする。

でも、何も入ってこなかった。

頭では分かっていた。

動かなきゃいけない。

このままじゃ駄目だ。

ちゃんと働かなきゃ。

時間も進んでいく。

周りも進んでいる。

分かっていた。

だから、毎日見ていた。

面接動画も見た。

転職ノウハウも見た。

志望動機の書き方も調べた。

「未経験でも採用される考え方」

「面接で落ちる人の特徴」

「空白期間の説明方法」

何回も見た。

でも。

見れば見るほど、身体が重くなった。

気づくと、呼吸も浅くなっていた。

動画の声が遠い。

説明は頭へ入ってくる。

でも、感情だけがついてこなかった。

途中で動画を止める。

部屋が静かになる。

冷蔵庫の音だけが聞こえていた。

その瞬間だった。

ばつが、後ろに立っていた。

暗かった。

いつもの顔だった。

「ほらな」

小さい声だった。

「また止まってる」

わたしは何も言えなかった。

止まっている自覚はあった。

でも、怠けている感じとも少し違った。

むしろ、ずっと考えていた。

何を選べばいいのか。

どう戻ればいいのか。

どうしたら、ちゃんとして見えるのか。

頭の奥では、かんががずっと動いていた。

整理しようとしていた。

正解を探そうとしていた。

どの選択なら失敗しないか。

どの道なら戻れるか。

どの働き方なら安心なのか。

ずっと考え続けていた。

でも、身体だけが止まっていた。

スマホを見る。

また求人を開く。

経験者歓迎。

実務経験優遇。

経験を活かせます。

その言葉を見た瞬間、胸の奥が少し冷える。

昔やっていた仕事の景色が浮かぶ。

朝。

通勤。

疲れた顔。

帰宅。

寝るだけの夜。

何かが重かった。

でも同時に、そこへ戻らなきゃいけない気もしていた。

だから苦しかった。

誰も見ていない部屋だった。

怒る人もいない。

責める人もいない。

でも。

「このままじゃ駄目だ」

だけは、頭から離れなかった。

ばつが、静かに座り込む。

「ちゃんとしろよ」

責めるみたいに聞こえた。

でも、本当は違った。

あれは多分、わたし自身の声だった。

スマホの光だけが、部屋を照らしていた。

気づくと、また同じ求人を開いていた。

何かを変えたいはずなのに。

何へ向かいたいのかは、まだ分からなかった。

※この文章は、あくまで私の主観による文章です。


🧭 判断ログ

判断:求人サイトや面接動画を毎日見続けていた
場面:夜の部屋で一人でスマホを見ていた時間
やり方:求人検索、転職動画、志望動機の書き方を何度も調べた
変化:考え続けていたが、身体だけが止まっている感覚に気づいた


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シリーズ1内面

主役キャラ:ばつ

資産構築,発信戦略,停滞,不安,迷い,C02止まり木,ばつ,かんが,でっさん,L3商品化可能,束ね商品型,回収B_90日以内に束ね候補,通帳アーク_亀裂

💰 収益設計

収益導線タイプ:束ね商品型

理由:就職活動中の停滞感、検索疲れ、身体が止まる感覚は複数記事に展開できるテーマだから。

商品化方法:PDF、note、音声エッセイ

販売単位:複数記事まとめ

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